心機一転がんばります。
今回の備忘録は新しいキーチェーンです。
といっても、バッグでの使用を想定したウォレットコードに対し、フィッシュフックを除いて掌サイズにしただけです。心機一転というには寂しい内容かな?
〇材料
準備するものは、両端に位置するキーリングとナスカン、それにアクセサリーコードと芯の4点セットです。
編み込み部分の仕上がりサイズは、女性用男性用それぞれ12cmおよび14cmとしました。
準備する各コードの長さは次のとおりです。
・女性用
芯 : 550パラコード(芯なし)25cm
アクセサリーコード : 4本(各90cm)
・男性用
芯 : 550パラコード(芯なし)29cm
アクセサリーコード : 4本(各 1m)
〇作り方
・芯の接続
芯を抜いた550パラコードをリングとナスカンに通し、熱溶着します。
・キーリングの接続(ガウチョボタンノットその1)
アクセサリーコード2本で、キーリングにガウチョボタンノットを接続します。
残るコード2本は、ガウチョボタンノットの内側を通しながら、リングに接続します。
・8 strand square braid
キーリングに繋がれたコードで、8 strand square braidを編みます。
・配色と編み方
今回はストレート模様です。ネイビーブルーのベースに、ライラック、フラミンゴ、クランベリーが並ぶ配色としました。
ガウチョボタンノットはネイビーブルーのコード2本で作製し、8 strand square braidのベースとなる4本(写真での編み方の左側にあたる)にしました。残る2本は配色を基準に熱溶着で準備したものであり、ネイビーブルー+ライラックおよびフラミンゴ+クランベリーです。ガウチョボタンノットの内側を通して配色通り右側に並ぶようキーリングに通しました。
・ナスカンの接続(ガウチョボタンノットその2)
今回は4色のコードでガウチョボタンノットを編みます。
あらかじめ8 strand square braidの末端は緩まないよう結束バンドで締めておきます。
使わない4本(最初のガウチョボタンノットに使われたネイビーブルー)はナスカンに通したのち、邪魔にならないよう固定しておきます。
続いて4本のコードをナスカンに通したのち、ガウチョボタンノットを編みます。
結束バンドは、コードが緩まないことが確認できた時点で取り除きます。
・コード末端の仕上げ
ガウチョボタンノットから伸びているコードは、タッセル替わりとして長さを調節します。
〇その他
・カバンの中で提げることを前提していますので、タッセルはナスカンから伸びるようにしています。この場合、掌サイズに繋いだキーチェーンとしては、釣り針に疑似餌がぶら下がっているような形になります。
・掌サイズのキーチェーンを常用するなら、リングからタッセルが伸びている方がスッキリした姿かもしれません。なお、両端をナスカン仕様にすると、鍵などがどちらにも提げられるようになります。
・タッセルが不要ならば、コード末端を飾りで覆って隠すことができます。
このキーチェーンは、本体の長さ、タッセルの位置および長さ、ナスカンやキーチェーン類の選択、コードの模様および配色など、選択するものがたくさんあって作っていて楽しいです。コードの配色は事前の想定と実物との乖離が大きく、思い通りいかなくて悩んでばかりいますが・・・。
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