ここに記載すること自体を忘れてしまいそうで不安ですが…。
さて、ブログ初回は最近凝っているパラコード作品から、オシャレに無関心な男にこそ似合いそうなブレスレットです。
男性が幅広のブレスレットをする場合、袖の上に、衣服の一部のように見せるのが違和感がないようです。
Snakes Climbing Chained Endless Falls つゆ結び入りロングステッチエンドレスフォール
(J. D. レンゼン著、パラコードクラフトミラクルブック、pp.92-95、グラフィック社、2015年発行)
ここでは、シルバー、ネイビーブルー、ワインレッドの3色のコードを選びました。
ネイビーとレッドはアメリカ国旗の色であり、このカラーリングはいろんなモノに使われているため、しっかりした安定感を表せる色合いですね。
この3色を使う場合、中央のエンドレスフォールはシルバー、左右のつゆ結び(スネークノット、蛇結び)の内側にネイビー、外側にレッドを配するのが良いようです。
当ブログでは、このブレスレットを作者に敬意を表して“蛇の滝昇りブレスレット”と表現します。
で、蛇の滝昇りブレスレット作製にあたっての注意点は2つ
- つゆ結びの外側のコード(レッド)が、中央で交差して左右のつゆ結びに移行するため、ここで緩みを残さないようしっかり左右に引っ張ること。
- エンドレスフォール(シルバー)は、完成時の裏側を見ながら作っているので、その裏側つまり完成時の表にも注意しながら結ぶこと。
また、パラコードの末端処理における注意点・工夫点は
- コードの切り口は円形に戻して熱処理します。はさみで切った直後の楕円形の切り口に熱を加えると、そのまま楕円形に固まってしまいます。
- しっかり固める際の熱処理は、ターボライターの炎の側面が切り口を溶かすように当てます。
- 結びの端部がほどけないように熱処理する場合、切り口がラッパ状になるよう固めます。私の場合、試験管の底を当てています。その昔、一輪挿しとして購入した試験管が役立っています。
完成。
手首17cmの私がリブ袖に着用する場合、ブレスレットの内側円周は約20cmでした。
使用したコードについて
種類 : 550パラコード(直径4mm)
用尺 : シルバー 200cm、ネイビーブルー 180cm、ワインレッド 240cm
購入店舗 : 唐組紐屋<Paracord>菊五郎商店
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