初回は、braidの折り返しを飾るガウチョノットと、芯の取り付けです。
〇ガウチョノット
2本のbraidの折り返し接続部分は425タクティカルコードのガウチョノットで飾りますので、あらかじめ作っておきます。
1. 使用器具
・展開図
筒に巻き付けて使用します。
ここでは、トイレットペーパーの芯を切って少し細めに巻き込み、中にクッション材を丸めてマチ針が安定するように工夫しています。
コードの無駄を省くためには、目的サイズより大きいながらも、なるべく小さい展開図を印刷しておくことがコツです。写真の筒は節約型ではなく、425タクティカルコードなら220cmも必要なので、最終的に数十センチも余分が発生します。
なお、展開図の入手先はもちろん菊五郎商店さんです。
・ロックニードル
パラコードの編み込みを容易にするため、先端にニードルをつけます。
ホームセンターで買ってきたアルミパイプを適当な長さに切って、先端を平たく加工します。コード接続部は内側にねじ切り加工しておくのが抜けにくくするポイントです。実際には、ドライバーセットに入っているねじ切りで傷をつけているだけですが…。
2. 作製ポイント
展開図で編んだ後は細めの芯に移し、ガウチョノットを目的の大きさ(細さ)まで絞っていきます。
カメラストラップに適用するガウチョノットはこれで準備完了です。
もったいなくも、かなり余ってます。
〇芯の作製
braidの芯をベアリングに接続します。
ちなみに、芯の太さがbraidの太さに影響するのは当然ですが、550パラコードをベアリングで折り返しただけの2本芯にして、表側も550パラコードで編んだ場合、braidの太さ(直径)は12mmになります。一方、550パラコードの1本芯にアクセサリーコードで編んだ場合、braidの太さは9mmです。
1本芯を接続します。
550パラコードの端3cmほどの芯を切り取り、コードを中空に加工します。
ここでもロックニードルに活躍してもらいます。
見づらいですが穴をあけて熱処理しています。
準備完了です。1本だけだけど…。
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