2016年12月10日土曜日

ハート形カメラストラップ ☆編み込み編

ハート形カメラストラップの備忘録。
第2回は芯にType1アクセサリーコードを編み込みます。
芯1mに対し、アクセサリーコード4本はそれぞれ5m用意しました。
カラーはネイビーブルー(2本)、ブライトピンク、ダスティローズです。

〇ガウチョボタンノット
ベアリングにアクセサリーコード4本それぞれ中央で折り返すようセッティングします。
このうち、ネイビーブルーのコード4本でガウチョボタンノットを編み込みます。見た目も美しい強固な結びができあがります。
残りの4本は、ガウチョボタンノットには使わないので、芯といっしょに一まとめにしておきます。
1. クラウンノット
ガウチョボタンノットの第一はクラウンノットです。
コードAは右隣りのコードBに対し上からタッチするように跨ぎます。コードBはコードAを跨いで右隣りのコードCの上へ。4本とも同じ操作をして、コードの先が下に向いている状態で締めておきます。
2. ウォールノット
クラウンノットに続いてウォールノットで締めます。
コードAは右隣りのコードBに下からタッチします。コードBはコードAをすくいながらコードCの下へ。4本とも同じ操作をして、コードの先が上に向ている状態で締めます。
3. トレース(二重化)
クラウンノットとウォールノットで二段の波ができました。
この波模様を二重線のガウチョボタンノットに仕立てます。
コードは上に向いているので、上側にある波模様を“流れに沿って”二重線にします。
ここでのポイントは、最初の1本を二重線にした後、隣ではなく反対側に位置するコードを二重にすることです。流れに沿っていることが見やすくなります。器具として、フォーセップやピンセットが便利です。
上側を二重線にすると、コードはすべて下向きになっています。
続いて下側の波模様を二重線にします。このときコードの出先は、芯に沿って内側から出てくるようにします。あらかじめフォーセップで通り道を作っておくことになります。
完成です。がっちり結べています。

2. 8strand square braid
8本のアクセサリーコードで編み込みます。
まず、コードは左右に4本ずつ並べます。
右の一番上にあるコードを左のコードの2本目の下側つまり4本の真ん中を通り、芯の下をくぐって右の一番下へ戻します。続いて左のコードでも同様に。これを繰り返して8strand square braidを編み込みます。

さて、8本の並べ方で模様を変えることができます。
上の矢羽模様と、もう一つ別の矢羽模様は下の写真の並べ方です。
また、ストレート模様はネイビーとピンクを左右に分けます。

さて、どれにしましょうか。

ちなみに、編み込み作業は古い椅子の上で行ってます。
椅子の布地の質感がコードを留め置くのにイイ感じです。それに、椅子の高さを調節することで作製者の姿勢を調整でき、腰や肩への負担を軽減できます。

ということで、ストレート模様1本完成です。
芯1mとコード5mのできあがりサイズは、写真の通りです。

0 件のコメント:

コメントを投稿