2017年6月5日月曜日

カメラストラップの現在形 2017夏バージョン

カメラストラップに改良を重ねているうち、6月になってしまいました。
改良と言いつつ、当てのない試行錯誤かもしれません。
もしかしたら質(たち)のよくない悪あがきかも・・・。
使い道が一つではもったいないという想いが棄てられなくて・・・。
人間、いくつになっても貧乏性は治らないんですね。

2017夏バージョンは、カメラベアリングをコードから取り外し可能としたタイプで、丸カラビナなど他のアイテムにも交換できるよう工夫しました。
ご覧のようにダブルのコードをクルクルと二重巻きするタイプです。
一応、巻き方もご紹介します。クルクルと2回巻いたら形を整えるだけです。
1回目は内側から内側にクルっと巻いて、2回目は外側に向けてクルっと巻いて肩にコードをまとめます。(最後の写真は裏側)
  
  
 
コードの用尺は、220cmの550パラコード2本です。カメラベアリングと丸カラビナNo.3013を交換可能とする場合、ベロ部分の長さは先端までの内側直線距離で6.5cmです。

作製上の留意点についてまとめます。これは、コードをストラップを伸縮させる際に、基部の2本と伸縮させるノットの2本が同じ色では扱いにくいことから生じる留意点です。
ガウチョノット簡易版によってコードが対角位置に出てくることと、作品としてのコードのカラー配置を考え合わせることが必要となります。
  
  

1.ベロ部分となるコードは、ベアリングを巻くことを考慮すると上下に位置することがよく左右ではありません。このとき、上に位置するコード(写真ではグリーンとイエロー)は、180度回転した結果、下側に左右反転したものとなります。
2.ネックストラップとしては、左右の2本ずつを組合わせます。よって、元のコードから1本ずつ使うことになります。写真ではグリーンとネイビー、イエローとオレンジの組合せとなります。
3.ダイヤモンドノット(玉結び)をスライディングさせる構造にします。このとき、コード末端が外側に出るように結ぶことによって、ストラップの片側4本のコードのうち基部2本が内側、ノットの2本が外側と形作られます。

ダイヤモンドノットでストラップを短くするとき、ノットとともに移動するコードがどれかを判断しやすくするための工夫を紹介しました。
一度伸ばしてみて、ノットにつながっている2本を判断するのであれば、4本が同じ色でもいいわけですが・・・。
ストラップの伸縮なんてあまり行わない・・・、という意見も聞こえてきそう・・・。

この工夫、以前にも書いたような気がする・・・。
2017夏バージョンはベロ部分とストラップ部分の配色を考え合わせる必要があったことに免じてお許しください。

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